コンドームなしのセックスは、断じて容認していなかった。
何人もの友人がHIVに感染していくのを、この目で見てきたからだ。

相方もいた。
病気を持ち込むわけにはいかない。

快楽と引き換えに不治の病を抱えるなんて、バカのやることだ。
ずっとそう思っていた。

ヤリレポを書きはじめる以前も以降も、セックスはコンドーム必須。
あの発展場のパレスチナ、フクロウも逃げ出す暗闇の駒込99.99tripでさえ、使わなかったことは一度もない。

当時、生セックスは背徳だった。
一線を越える行為で、罪深く、だからこそ最高の快感でもある。

オレはそれは、ゲイビデオの中だけに求めていた。
あくまでファンタジーとして。

HIV認識のアップデート

HIVは不治の病で、予防にはコンドームしかない。
それがオレの常識だった。

だが実は、その認識こそが時代遅れだった。

HIVマップ|すぐに役立つHIV(エイズ)の情報サイトでU=Uを知り、さらにPEP、PrEPという予防薬の存在を知った。

正直、衝撃だった。

特にPrePは思った以上に安く、
それ以上に――とても合理的だった。

PrEPという合理

コンドームはチンポにカバーをして感染を防ぐ。
だがそれ以外のリスクは残る。

キズからの接触、キス、フェラ、ケツ舐め。
“移される”し、“移す”。

何より、相手も自分も陰性である必要がある。
しかもそれは直近でしか保証されない。

感染の判定には三ヶ月かかる。
「検査して陰性だった」と言われても、本当かどうかは分からない。
人はウソをつく動物だ。

その点、PrEPは違う。
“移さない”ではなく、“移らない”。

体内に入ったウイルス暴露そのものを防ぐ。

しかも自由診療とはいえ、
検査と医師の診断なしでは始められない。
定期検査で陰性が確認されてこそ処方される。

ずぼらな人間が保健所検査を定期的に続けるより、よほど現実的だった。

価値観が反転した2024年

オレの認識が変わったのは2024年。

X105にはオンデマンドPrEP、デイリーPrEPの表記があふれ、セフレ界隈でも発展場でも、生が当たり前の空気になっていた。

運営しているSFDBでも、生厳禁ルールを解除した。

そして何より――
オレ自身が、生OKの相手を探したくなっていた。

ちょうどその頃、
以前から相性のいいHKが生でやりたいと言ってきた。

オレはPrEP処方を受けることに決めた。

そして生へ

それ以降、生掘り中出しが当たり前になった。

イメージ写真は、オレがお世話になっている
東京駅近くのプライベートケアクリニック東京。

PEP、PrEPの詳しい情報は、サイトを見てほしい。

HIVの予防を薬でしてみませんか (PrEP:事前に服用) | 性感染症内科クリニック【プライベートケアクリニック東京】

もちろん、PrEPはHIV予防には有効だが、他の性感染症を防ぐものではない。総合的な予防という点では、コンドームが今も最も確実な方法であることは理解している。

余談だが、
ここの吉田先生がちょっとかわいい。
マスク越しなので真相は不明。あと、左利き。結婚指輪なし。
採血してくれる看護師の戸田さんは、とても上手い。